富士山ヒルクライム・サイクリング




富士スバルライン料金所(標高 1,090m)。「激坂を登るぞー」と気合を入れる山田幸祐氏。料金所を過ぎるとすぐに勾配が7.8%、その先も勾配3~7%を繰り返しながら広大な富士樹海の登り、右に左に曲がりながら、ひたすら登る単調な景観が続く登坂路。
観光バスが多く、バスの排気ガスと追い越される時の風圧を受けながら、我々人力のエコエネルギーが、地球温暖化のガソリン車に追い越される悔しさを噛み締めながらハー、ハー荒い呼吸を繰り返しながら全身で重いぺタルを漕ぐ。登坂速度は7~10km/h。途中休憩 5 回、水と栄養補食を摂りながら登坂を続ける。
三合目まで登ると霧が濃くなる中、更にペタルを漕ぎ続ける。疲労度が増してくる。
五合目に近かづくと勾配はやや緩くなるが疲労が極限に達して疲労困憊状態、そしてついに五合目に到着である、登坂完走して「やったぞー」とばかりその達成感に大きな感動を得た。登坂時間は約5時間。

富士五合目を散策、昼食後に待望のダウンヒル開始。濃い霧の中をブレーキのみで35~40km/h の豪快なスラローム。ブレーキングに指が痺れて途中 3 回休憩。
1 時間の快走ダウンヒル、その醍醐味を存分に楽しんだ。



富士五湖めぐり。河口湖畔の民宿を出発、山中湖一周の後、大型貨物車両の交通量が多い138 号線を西へ走り、西湖を一周。西湖畔のレストランで昼食、美味しい手作りハンバーグで満腹。食後に精進湖を一周回り、次の本栖湖へ向かって再び 138 号線を西へ走る。
そして本栖湖へ到着、これで富士五湖めぐりの完走である。本栖湖からは帰路「河口湖」へ向かった。ここまでは順調なサイクリングであった。
ところが、本栖湖からの帰路、西湖まで来たとたん、雷鳴とともに暗雲が広がり、不運にも土砂降りの雨が降り始めた。そこで小奇麗な喫茶店で雨宿り。同年輩の女主人と話が弾み、ケーキのサービスなど受けながら約2時間。それでも雨はやまず、やや小降りになったところで雨中帰路を決意。ところが小林信雄氏が雨具の携帯がなかったので困っていたところ、女主人が近所からレインコートを借りてきてくれた。

お陰で河口湖の民宿まで濡れずに帰ることができた。心温まる親切、この幸運に大いに感謝した。民宿でも濡れた靴の乾燥、花火観覧、お土産など手厚いもてなしを受けた。地元の方々の人情に心温まる思いで今回のサイクリングを終えた。
寄稿者:山田幸祐(S31機械)

